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仙鶴草

生薬情報目次

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仙鶴草(せんかくそう)

バラ科(Rosaceae)キンミズヒキAgrimonia pilosa Ledeb.の全草を乾燥したもの。

【出典】
【別名】 キンミズヒキ
【成分】 agrimonin、ビタミンK1など
【効能】 止血、強心、駆虫、抗菌
【薬理作用】 収斂止血
止血作用・強心作用・抗菌作用・駆虫作用
【臨床応用】 身体各部分の出血に広く用い、鼻出血・吐血・血便・血尿・子宮出血などに使用する。十数年前から注射薬・錠剤として使用されているが、止血効果については各方面の評価が一致せず、一般に止血力は緩慢で弱いといわれている。単独で用いても効果はあるが、他の止血薬を配合して用いることが多い。このほか、止瀉・条虫駆除にも用いる。生のまま用いることが多いが、炒炭として用いることもある。
【性味】 味は苦、性は涼
【帰経】 肺・肝・脾経
【処方】
【用量】 15~30g、60g、まで用いる。粉末を服用するか、煎剤に加える。仙鶴草の煎汁で他の止血薬の散剤を服用してもよい。
【使用上の注意】
【産地】 中国、日本
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