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辛夷

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辛夷(しんい)

タムシバMagnolia salicifolia Maximowicz、コブシM. kobus De Candolle(モクレン科Magnoliaceae)その他同属植物の開花直前の花蕾を乾燥したもの

【出典】 神農本草経 上品
【別名】 辛雉(シンチ)、侯桃(コウトウ)、木筆(モクヒツ)、迎春(ゲイシュン)
【成分】 精油のα-pinene、cineole、オイゲノール(eugenol)など
【効能】 鎮静、鎮痛、排膿
【薬理作用】 散風通竅
鼻づまりを通し・頭痛を止める
局部の収斂作用・降圧作用
【臨床応用】 副鼻腔炎によく用いる。副鼻腔炎・慢性鼻炎による頭痛・鼻づまり・膿性鼻汁に効果がある。外用には、乳剤が最もよく、ついで油剤・煎剤の順である。
【性味】 味は辛、性は平
【帰経】 肺・胃経
【処方】 辛夷清肺湯、 葛根湯加川芎辛夷、
【用量】 3~6g
【使用上の注意】 多量に服用すると、頭がふらつく・目の充血などの症状が生じる
【産地】
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