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赤石脂

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赤石脂(しゃくせきし)

赤色の鉱石で、酸化鉄を含むアルカリ性粘土塊。雲母源の粘土であるが、必ずしも統一された一種類のものでなく、含鉄カオリンなどを含む

【出典】 神農本草経 上品
【別名】 赤符(セキフ)、赤石土(シャクセキド)、紅土(コウド)、五色石脂(ゴショクセキシ)
【成分】 ケイ酸アルミニウム、鉄、カルシウム、マグネシウムなど
【効能】 収斂、止瀉、止血作用がある
【薬理作用】 渋腸止瀉・止血生肌
止瀉作用・止血作用
【臨床応用】 慢性の下痢に対する常用薬である。
慢性の下痢・虚寒の下痢に用いる。
虚寒による月経過多・血便に用いる。
【性味】 味は甘・淡・渋。性は温
【帰経】 胃・大腸経
【処方】
【用量】 9~24g
【使用上の注意】 温薬で固渋の効能があるので、急性腸炎や赤痢の初期などの実熱には用いてはならない。。
【産地】 中国
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