本文へスキップ

天竺黄

生薬情報目次

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 

天竺黄(てんじくおう)

イネ科(Gramineae)のハチクPhyllostachys nigra Munro var. henonis Stapf.、マダケP. bambusoides Sieb.et Zucc.ほか竹類の竹桿の節孔中に病的に生成した塊状物質

【出典】 開宝本草
【別名】 天竹黄(テンチクオウ)、竹黄(チクオウ)
【成分】 カリウム、カルシウム、ケイ酸など
【効能】 鎮静、去痰
【薬理作用】 清化熱痰・涼心定驚
鎮静・去痰作用
【臨床応用】 小児の熱性痙攣(甚だしいときには後弓反張)や意識障害で、咳嗽・呼吸促迫・粘稠な痰などの症状をともなうときに、天竺黄で清熱去痰・鎮静鎮痙する。
成人の発熱性疾患で意識障害をともなうときに、清熱の効果を強めるために用いる。
脳卒中(中風痰厥)で、意識障害・両手をにぎりしめる・いびきをかく・痰が喀出しにくいなどの症状があるときに、天竺黄で去痰する。
【性味】 味は肝、性は微寒
【帰経】 心・肝経
【処方】
【用量】 5~9g
【使用上の注意】
【産地】 中国、ベトナム、インドネシア、マレーシア
販売サイト  

ナビゲーション