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灯心

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灯心(とうしん)

イ(イグサ) Juncus decipiens Nakai(イグサ科Juncaceae)または同属近縁植物の葉および花茎の髄を乾燥したもの。燈心、灯芯ともいう

【出典】 開宝本草
【別名】 灯心草(トウシンソウ)、虎鬚(コシュ)、赤鬚(セキシュ)、燈心(トウシン)
【成分】 フラボン(luteolin)など
【効能】 利尿、心煩
【薬理作用】 清熱利湿
利尿作用がある
【臨床応用】 主として心火をさますのに用いる。ただし、効力が不十分で軽症にしか適用できないので、他の清熱利湿薬の補助として用いる。小児の煩躁・夜泣きなどの心熱(心火)の症状には、灯芯を1束煎じて服用させる。夜間眠りが浅い・不眠などの成人の心腎不交(心火旺と腎陰虚によって生じた興奮性の自律神経失調症)の症状には、灯芯草の煎湯を就寝前に服用させる。
【性味】 味は甘・淡、性は微寒
【帰経】 心・小腸経
【処方】
【用量】 1.5~3g。小児は1束、成人は3束。。
【使用上の注意】
【産地】 中国、日本
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