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茴香

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茴香(ういきょう)

ウイキョウFoeniculum vulgare Miller(セリ科Umbelliferae)の成熟果実

【出典】 新修本草
【別名】 小茴香(ショウウイキョウ)、懐香(カイキョウ)
【成分】 精油を3~8%含み、アネトール(anethole)を主とし、ついでエスタゴール(estragole)、リモネンのα‐、β‐pinene、campheneなどのほかにアニスアルデヒド(anisaldehyde)、脂肪油を含む
【効能】 消化機能亢進、胃蠕動促進、鎮痛血
【薬理作用】 理気止痛・調中和胃
主として健胃作用。鎮痛作用。
【臨床応用】 一般に日本では芳香性健胃・駆風・去痰薬として家庭薬等に配合されるが、漢方ではむしろ鎮痛薬として陰寒の小腸疼痛、疝痛に応用する。 芳香性健胃薬、胃痛、腹痛、胃の冷えによるおくび、つかえ。
【性味】 味は辛、性は温
【帰経】 肝・腎・脾・胃経
【処方】 安中散
【用量】 1.5~5g
【使用上の注意】
【産地】 南ヨーロッパ、中国東北部、韓国など
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