膣痙攣
膣痙攣
膣痙攣膣の痙攣ですが、過度な緊張や恐怖心があったり、ショックがあったときに起こるものです。初体験のときに起こる場合が多く、経験者でありながら挿入後におこる場合があります。痙攣そのものは精神安定剤や筋弛緩剤でなおります。ただ、膣痙攣の場合、何よりも、性交に対する恐怖心などを取り除く心理療法が必要になると思います。
性交痛に大豆イソフラボン
フラボノイドの一種で、特に大豆の胚芽部分に多く含まれている天然成分です。 大豆イソフラボンも女性ホルモンのエステロゲンに似た構造をもっていて、やはり女性ホルモンに似た働きがあります。 更年期症状の原因は、ひとえに女性ホルモンが足りなくなってきたためですから、これを防ぐにはエステロゲンを補充するのが一番です。 女性ホルモンににた働きのある大豆イソフラボンは、女性の美容(老化防止)に優れた効果があります。 また女性の更年期以降に多い症状では骨祖しょう症も見逃せません。これは骨の形成を助けるエストロゲンが閉経後に減少するため、骨量が減り、骨がスカスカになってしまう症状です。この骨粗しょう症のリスクを軽減する素材としても注目が集まっています。 大豆イソフラボンを摂取することで、体内のカルシウムが溶出するのを抑制する効果があることが動物実験などで実証されているのです。 その他には、大豆イソフラボンの作用によって高血圧や動脈硬化脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病の予防や改善に役立ちます。
第20回和漢医薬学会大会より
イソフラボンによる脂肪分解の促進に関谷敬三 農業技術研究機構・近畿中国四国農業研究センター・成分利用研究室
【目的】脂肪細胞は、糖・脂質代謝を活発に行い、生体内のエネルギーの恒常性の椎持に重要な役割を果たしている。 しかし、脂肪細胞が拡大・肥満するとインスリン抵抗性が現れ、またPAI-1、TNF
α、脂肪酸などの分泌量が増大することから糖尿病、高血圧などの生活習慣病の原軌こなることが指摘されている。そこで、脂肪細胞の拡大を防ぐ(肥満防止)目的で脂肪分解を促進する植物成分にっいて検討Lたところ、大豆等に含・まれるイソフラボンに脂肪分解を促進させる作用を見いだしたので報告する。
【結果】イソフラボンを培地に添加して1・2日硬に脂肪分解を測定したところ、マイクロモル濃度から濃度依存的に脂肪分解を促進することがわかった。
なかでもダイゼインの作用がもっとも強く、0.3μMの濃度から脂肪分解の促進が認められた。またアグリコンは、配糖体より作用が強く認められた。分解作用の強い順は、ダイゼイン・、ダイジン・、ゲニスティン、ゲニスチンであった。
【考察】イソフラボンによる脂肪分解促進作用は、発現までに長時間必要なこと、またcAMP(サイクリックAMP)の上昇が認められないことから、カテコールアミンなどとは別の機序によると考えられる。
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