こんな症状大丈夫・・・背中が痛むが放っておけない症状
こんな症状大丈夫・・・背中が痛むが放っておけない症状
背中の痛みで一番怖いのは、心臓病です。少しでも心臓の持病をお持ちの方は、医師の診断を受けてください。
・がまんできないほど激しく痛む。
・重い感じがともなう。→肝臓病や心臓病の疑いがある。
・背中の下部の左右一方だけ痛み、熱はないか微熱で、寒気がする。→腎盂腎炎が疑われる。女性に圧倒的に多い。内科を受診。
・熱、悪寒、吐き気などをともなう。
・肩甲骨の下の片側がぬけるように痛む。
→右なら胆石や十二指腸潰瘍、左ならすい臓炎または胃潰瘍が疑われる。
・首、肩、腕の痛みやしびれをともなう。
→心臓病、むちうち症、頸肩腕症候群などが疑われる。
・50歳以上の女性で、背中の痛みが長く続く。
→骨粗しょう症が疑われる。
【骨粗しょう症】
背中の痛みに、背部が重苦しい、腰痛、脊椎が曲がっているなどの症状がともないます。閉経後の女性に圧倒的に多く、骨からカルシウムが失われることによって起こります。齢だからとあきらめず、婦人科医または整形外科医を受診しましょう。
【肋間神経痛】
多くは片側の背中が痛み、肋骨と肋骨のあいだを走る神経に沿って痛みます。深呼吸やせき、大きな声を出す、体を横に曲げるなどにともなって痛みが現れます。原因はさまざまで、脊椎の病気、帯状疱疹、肺の病気、肝臓・腎臓の病気など。内科を受診して原因をはっきりさせることが必要です。
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