頭髪のチェック 急に白髪が増えた
頭髪のチェック 急に白髪が増えた
白髪は老化現象のひとつですが、この場合は少しずつ毛根の方から白くなっていきます。ただ「歳だから」と楽観していられない白髪もあります。たとえば大きな病気をしたあとに白髪がめっきり増えることがあります。
また、急激に頭髪全体に白髪が増えることがあったら、多くは精神的なストレスが原因です。ストレスは白髪だけでなく、胃腸、心臓などの循環器系、自律神経などにも悪影響をもたらすのはご存じのとおりです。
年齢に不相応な脱毛や急な脱毛の場合
中医学では「白髪」は老化の印です。
原因は、主に腎精不足や肝腎虚損などがあります。中医学では、「腎」には「精[せい]」を蓄える「蔵精[ぞうせい]」のはたらきがあると考えています。
「精」とは、私たちが先天的にもっている生命エネルギーの基本となる物質です。両親から授かった精は「先天の精」と呼ばれ、腎に蓄えられていますが、使われるうちに足りなくなってきます。
これを補うのが「後天の精」です。後天の精は、脾胃[ひい]によって飲食物からつくられ、全身に送られますが、余った精は腎に蓄えられ、必要に応じて気や血[けつ]、水[すい]などに変えられて利用されます。
精は五臓すべてにありますが、中でも先天の精と後天の精からなる腎の精は、生殖や成長・発育・老化の根本となるので、からだの中で最も大切な物質と考えられています。
この腎精が血に転化し肝に蓄えられるのですが、不足するとさまざまな症状が出てきます。その一つが白髪です。
モウガ
モウガは、東洋医学的概念に現代科学をプラスすることによって誕生しました。生薬研究において、長い歴史と実績を持つ当社だからこそ開発できた自信作です。
開発にあたっては、まず東洋医学における、「気・血・水」の概念に着目し、特に「血」を中心に考えました。漢方では、髪は「血」から作られると解釈されており、「血」に余裕がなかったり、滞ったりすると、髪にトラブルがおこると考えられています(漢方古典・本草備要より)。実際、髪の毛包には、無数の毛細血管が絡みついており、「血」と育毛の関係は、漢方の考えの通り、かなり深いものであることが推測されました。
こうして、「血流を促進し、育毛効果が期待できる生薬の組み合わせ」が、モウガ開発における一番のポイントとなりました。組み合わせの研究には、長い期間を要しましたが、ようやくショウキョウ、ニンジン、センブリ、ボタンピという4種の生薬の組み合わせによる相乗効果を発見。「モウガ」が完成したのです。
また、使用する生薬によって抽出されるエキス成分が異なることから、生薬の品質にはとくにこだわっており、開発時から現在に至るまで、一貫して、一定の品質を保っているものを原料とし、その確保に力を入れています。