羅布麻茶(ヤンロン茶・ラフマ茶)

羅布麻茶(ヤンロン茶・ラフマ茶)

日本で発表されている著しい効果としては、血圧正常化作用があげられるでしょう。血圧を下げる要因はケルセチンとハイペリンというフラボノイドにあるといわれています。
 また、ヤンロン茶には血中の総コレステロールの濃度を下げる働きがあり、特に悪玉を著しく低下させ、反対に善玉をとげるという理想的な作用が確認されています。
これは動脈硬化の予防にもつながることです。このほか、活性酸素を消去する働きや免疫力を高める効果などが認められます。

ヤンロン茶と他のお茶の成分比較

 (可食部100g当りの成分含量)


カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
カリウム
(mg)
ナトリウム
(mg)
リン
(mg)
燕龍茶 1,540 525 2,430 138 260
烏龍茶 310 200 1,800 7 230
紅茶 470 210 2,000 3 320
番茶 740 190 1,900 4 210
煎茶 440 190 2,200 3 280


(mg)

(ug)
亜鉛
(ug)
タンニン
(%)
カフェイン
(%)
燕龍茶 84.9 1,250 3,110 5.59 0
烏龍茶 32.4 1,300 2,800 12.5 2.4
紅茶 17.4 2,600 3,300 20.0 2.7
番茶 38.0 690 1,400 11.0 2.0
煎茶 20.0 1,500 3,300 13.0 2.3

(剤)日本食品分析センター第46060450-001〜3号    
出典:1)科学技術庁資源調査会編「四訂 日本食品標準成分表」        
2)マグネシウム、銅、亜鉛は「食品微量元素含有量表」(第一出版)