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  腎陰虚と不妊症

女性不妊症と漢方治療

男性不妊の原因   ★女性不妊の原因


女性不妊
女性不妊の主な原因
思春期になっても生理がない
初潮はあったがその後、生理不順・無月経になった
多嚢胞性卵巣症候群  
基礎体温は二層、高温期が短く低い
中医学から見た女性不妊治療
腎精不足  
腎陽虚  
腎陰虚  
気血不足  
肝気鬱結  
痰湿  
血瘀  
総論1  
総論2  
   
1 腎陰虚
  腎精不足とともに、陽気が相対的に余るために虚熱が生じ、女性では胞宮を養えず、また虚火により擾乱されたり、精や血が灼かれるため不妊をきたします。
症状 腎精不足の症状以外に、からだの熱感、のぼせ、手足のほてり、盗汗、舌質紅、舌苔少~無苔
月経周期の短縮、月経量が少ない、経色紅
治療原則 腎精を補充して虚熱を冷ます。(補腎益精、清虚熱)
代表処方:六味丸知柏地黄丸

滋陰補腎の代表的方剤「六味地黄丸」の簡単解説
「腎は精を蔵し、生長・発育・生殖を主る」 六味地黄丸は、腎精不足と虚熱の病態に用いられます。六味地黄丸の主薬は、熟地黄で、滋補腎陰・填精補髄に働きます。熟地黄・山薬・山茱萸で腎と子宮の働きをよくし、沢瀉・牡丹皮・茯苓で血や水分の巡りをよくします。
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