病気解説

◎摩擦疹(またずれ)による外陰掻痒症

活性酸素

ふとっている人に多いようです

◎胃・腸・すい臓の病気(慢性胃炎)

胃の不快感やもたれ、重苦しさをともなう場合、慢性胃炎、胃無酸症、すい臓病などが疑われます。→自己診断して市販薬ですませたりせず、きちんと消化器専門医の診断を受けること。

◎慢性関節リウマチ

起床時に指がこわばる、しびれる、動かすと痛むなどの症状が、起こっては治り、また起こり、しだいに悪化し、あちこちの関節が腫れて痛むようになります。手首、ひじ、ひざなどの大きな関節から始まる場合もあります。全身がだるい、汗ばむ、微熱が出る、冷える、貧血などの症状もともないます。女性に多く(男性の3倍)、20代〜50代の働き盛りの女性に多く発症します。内科または整形外科のリウマチ専門医を受診します。

◎慢性硬膜化下血症

だんだん痛みが強くなる。→脳の専門医へ。

◎慢性肺気腫

徐々にチアノーゼ、爪が盛り上がるなどの症状が出る。

◎慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、慢性鼻炎

絶えず続く頭痛に、鼻詰まりなどの鼻の症状をともなうもの。耳鼻科へ。

◎未分化胚細胞腫

原発性卵巣ガンの異型とみられる特殊なガンです。思春期前後、一〇歳代に発生するのが特徴で、若年卵巣ガンともいわれるものです。エックス線照射によく反応するのも特徴です。

◎無月経

月経が全くないことを無月経といいますが、原発性無月経と続発性無月経があります。

◎減酸症・無酸症

胃酸にふくまれる塩酸が少なすぎたり、なかったりするもの。消化不良で胸やけが起こり、下痢、腹部膨満感なども生じます。胃ガン、慢性胃炎など胃の病気の一症状であることが多いので、検査が必要です。

◎むちうち症

首、肩、腕の痛みやしびれをともなう。

◎無排卵性月経

月経の周期も、出血量も、持続日数も、正常ですが、排卵を伴っていない月経があります。基礎体温をとってみても体温の曲線はは一相性(高低がない)であって、子宮内膜の検査をしてみても、いつでも増殖期の状態になっています。一見正常な月経のようにみ受けられるのですが、結婚してもなかなか妊娠しないので、検査をしてみて初めてわかるものです。 排卵誘発剤を使ったり、ホルモン療法によって容易になおすことができます。

◎メニエール症候群

激しい頭痛、めまい、発熱、腹痛などをともなう。症状が激しい。おう吐物に血が混じる。原因がわからない。特に回転性のめまい(内耳にある器官、内耳と脳を結ぶ神経、神経に血液を送っている血管などに障害があることが疑われる。)に、耳鳴りや難聴をともない、立つことも歩くこともできない、激しい発作が起きます。吐き気や冷や汗、顔面蒼白などをともなうこともあり、たびたび発作をくり返しますが、多くは数時間で治ります。→耳鼻科を受診します。

◎網膜剥離

目の前を小さな虫が飛んでいるように見えたり、視野の一部にカーテンが下りたように見えない部分が現れます。強度の近視、老化、目の打撲などが原因の特発性のものと、眼球内の腫瘍などが原因の続発性のものとがあります。特発性の場合は手術が必要です。

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