エスチオメーヌス(外陰侵蝕潰瘍)・・・外性器の発育異常
エスチオメーヌス(外陰侵蝕潰瘍)・・・外性器の発育異常
この病気は潰瘍性のもので、外陰部を深く深くおかしていきます。そのためにリンパ管が荒らされて、外陰に大小種々の腫瘤(こぶ)がつくられて、外陰の形が変形する病気です。
原因は、宮川小体(発見者の名をとった)といわれているウイルスによるものです。
症状は、初期には外陰部に多発する潰瘍がみられ、次第にリンパのうっ帯による腫瘤ができてきます。そのうち外陰部は、潰瘍と腫瘤のために非常にみにくい形に変わってきます。初期には、掻痒感(かゆみ)とか灼熱感があって、歩くときに不快な感じがある程度です。しかし、潰瘍が次第に深くなって、直腸や尿道にまで及ぶようになると、排便障害とか排尿障害が起こってきます。
治療は、抗生物質療法(サルファ剤)、手術療法があります。
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