婦人科

子宮頸管ポリープ・・・子宮の異常

子宮の炎症性の病気 子宮の腫瘍

頸管粘膜の一部が、赤くてやわらかい腫瘤となって、外子宮口から、膣に向かって垂れ下がってきたものです。米粒大のものから、指頭大のものまであって、ちょっとさわっただけでも出血しやすい組織ですから、性交のときや、便秘があってすごくいきんだときなどに、出血することがあります。
また、月経が終わったと思ってもいつまでも少しずつ出血が続くとか、月経と月経の中間期に、下着につく程度の出血があるときは、診察してみると往々にして、このポリープが原因になっていることが多いのです。
ポリープは良性のものですし、悪性のガンなどに変化することはめったにありませんから、そう心配なものではありませんが、不正出血に驚かされることがあるので、取り去った方がよいでしょう。
治療は非常に簡単で、ポリープの根もとから切り取ってしまえばよいだけですから、一,二分もあれば終わります。患者さん本人は、痛くもかゆくもありません。切り取ったあとに、しばしば再発を繰り返すことがありますが、また切り取ればよいのです。

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