血液サラサラ療法

冠心調血飲・・・解説

構成生薬すべては、血管拡張と血行促進の作用をもち、川芎・芍薬・丹参には、鎮静・降圧作用がある。

血液はからだのすみずみにまで酸素や栄養分を運び、人間の生命活動を支えています。
毎日を健康に過ごすためには、血の流れがいきいきしていることが大切です。
ところが中年期以降の方、高血圧傾向の方の多くには、血液の循環が悪くなり、頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸といった症状があらわれます。
中医学(中国の漢方医学)では、このような状態にある人を瘀血証』といい、血行を改善するために用いられるのが活血化瘀という方法です。
冠心調血飲は丹参をはじめ川芎、芍薬、紅花、木香、香附子の生薬を原料としてつくられた中国の薬。冠心調血飲エキス顆粒は、年齢やストレスなどで悪くなった血液をさらさらにし流れを良くする作用があります。漢方薬の中でも最も優れているとして古来より珍重されてきた「丹参(タンジン)」を主成分として開発されたものです。血行改善成分により種々の症状を改善していきます。

冠心調血飲・・・効能効果

 中年以降または高血圧傾向のある人の次の諸症:頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸に使用します。

冠心調血飲・・・中医学の効果

効能・・・・・活血化瘀・止痛

適応症・・・・瘀血による狭心痛:心臓部の固定制疼痛あるいは激痛で左肩から背中に放散する・胸骨部の圧迫感・胸苦しいなどの症状で、舌質は、暗紅〜紫あるいはお点がある。一般的な血瘀に使用可。

臨床応用・・・狭心症・冠不全・心筋梗塞の初期・脳血栓や脳溢血の初期などで血瘀をもつもの

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