冷えから、指先に変化のある方は注意
寒さや冷えが刺激となり、手の指先が真っ白になって、その後、充血するケースがあります。このような指先の反応がレイノー現象。
この反応が起こる人のうちで、膠原病や神経疾患、末梢の動脈硬化、また電気のこぎり・カナヅチ・ピアノ・キーボードの使い過ぎなどによる外傷のない人をレイノー病といいます。
冷え症の原因のひとつ、寒冷刺激で、熱を奪われないように指先の血管が過剰に反応することが原因と考えられています。
このレイノー現象を起こす割合は、20~40歳代の女性に多く、男性の約5倍だそうです。 レイノー現象を起こす方の中には、膠原病などの病気が隠れている場合も。冷えからレイノー現象が起こり、関節の痛みや皮膚に異常のある方は、医師に相談することをおすすめいたします。
冷え症に似たレイノー病とは?
若くて虚弱体質の女性に多く見られる病気で、寒冷刺激を受けたり、精神的なショックを受けたりすると、手足の指の血液循環が悪くなり、指が蒼白になるものです。蒼白になると冷たく感じたり、しびれたり、痛くなったりし、感覚がなくなることもあります。原因は不明で、こうした現象だけ起こる場合をレイノー病といいます。