|
1 |
からだ全体の調和が崩れると病気になります |
|
漢方医学では「健康」はからだ全体の調和が保たれた状態と考えます。このバランスが崩れた状態が「病気」です。「健康」であるためには、からだの中のさまざまな器官や組織のバランスの調和と同時に、人間の感情や、自然界の気候とのバランスも重要です。 |
2 |
4つの基礎物質の「気」「血」「津液」「精」 |
|
漢方医学では、私たちのからだは、4つの基礎物質からできていると考えています。この4つの基礎物質は、漢方用語で「気」「血」「津液」「精」といいますが、それぞれ、エネルギー、栄養、体敵ホルモンのようなものと考えられます。 4つの基礎物質が、不足することも滞ることもなく、からだを循環していれば、からだは健康です。「病気」は、この4つのいずれかが、不足した状態あるいは停滞した状態です。
病気を起こす原因は、人体内部の原因(内因)、人体外部の原因(外因)、そのどちらでもない原因(不内外因:暴飲暴食や、過度の疲労、外傷など)の3つに分けられます。
|
|