気になるサプリメント成分情報・・・亜鉛
含まれる主な成分
亜鉛
以下のことがきになるかたの健康管理に
抜け毛の増量、肌荒れ、にきび、爪の変形・発育不全、ケガ・病気の完治が遅い、倦怠感、記憶力の低下、飲酒量の減少、食欲不振、味覚障害、嗅覚障害、視覚障害、精力減退、前立腺肥大症、創傷治癒の遅延、不妊、感染症、生理不順など
亜鉛の力で酵素が生きる
亜鉛は、生体にとって欠かすことのできない微量ミネラルの一種です。DNAやタンパク質の合成など、新しい細胞の形成や代謝を行うのが「酵素」ですが、この酵素の必須成分である亜鉛が不足すると、免疫力が低下し、味覚障害、発育不全、糖代謝異常、不妊、脱毛、高齢者の骨租髭症等などの疾病が引き起こされます。つまり、体内に約200種以上も存在するといわれる酵素は、亜鉛によって力を発揮するのです。最近、亜鉛不足が原因といわれる症の中で、特に注目されているのが若い世代の味覚障害だといいます。人間の舌には味蕾(みらい)という味を感じる器官があり、約1カ月で新しい細胞に生まれ変わりますが、不摂生な食生活では必要な栄養素が摂れないため、急速に味蕾が衰えてしまうようです。このような結果を招かないためにも、きちんとした食材から亜鉛を摂取するのが理想的です。そのほか、亜鉛は、前立腺と精液に高濃度で存在しているため、アメリカでは「セックスミネラル」と呼ばれています。効果としては、前立腺肥大症、インポテンス、精液の減少などで、脳下垂体にある性腺刺激ホルモンや成長ホルモンなどの各種ホルモンの働きにも深く関係しているといいます。
亜鉛が含まれている食品
赤味噌(白味噌よりも上)、鯵、煮干し、干しえび、アサリ、パルメザンチーズ、ゴマ、サトイモ、昆布など1日に必要な亜鉛の量
成人男性:10〜20mg(カキ2,3個分)