VDT症候群 サプリメント

作業時間の長さに比例する症状の訴え

 コンピューターの普及で避けては通れないのが、VDT症候群。
コンピューターや、その他のモニターを見る作業を長時間行うことによって生じます。眼精疲労、全身倦怠感、心身症など、体に不調が生じてしまうのです。
 ちなみに、VDTとはくisua−Disp−ayTermina−の略で、パソコンのモニターなどのことです。
症状としては目の疲れ、痛み、かすみ目、肩こり、イライラ、頭痛などで、眼精疲労とほとんど一致しています。
 視線は、モニターや原稿、キーボードの間を常に移動するので、目はそのつどピント調節を行わなくてはなりません。
 また、集中して画面を見続けるため、まばたきの回数が普段の約4分の1に減少、目が乾きやすくなって、目に負担がかかり、ドライアイの原因にも。
長時間同じ姿勢で作業するので、首・肩・腕などの痛みの原因となります。
 女性は特にVDT作業に従事することが多く、目の疲れや肩こりなどの訴えが多いもの。
 VDT作業に従事する6割から8割の方が、VDT症候群のいくつかの症状を訴えています。症状は、作業時間の長さに比例して、その訴えが増加する傾向があります。

目とは関係ないうつになる場合も

主な自覚症状ですが、疲れによる充血やかすみ目、視力低下など、目の不調となって現れます。体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘なども起こし、さらに進行すると、イライラや不快感、うつといった、日とは関係のなさそうな症状へ発展することもあるので、気をつけましょう。
VDT症候群、別名テクノストレス眼症の3つの特徴を、さらに詳しくまとめると
@視覚負担症状群
目の乾き、痛み、充血感、ぼやけ、視力低下感、眼精疲労、結膜炎、角膜炎、涙液減少。
A筋骨格系負担症状群
 首や肩のこり、背中のだるさ、首から肩・脱が痛む、足や腰のだるさなどの症状。慢性的になると、背中の痛み、
手指のしびれなど、いろいろな症状も出ます。
B精神神経負担症状群
頭痛、めまい、だるさ、便秘、食欲不振、過食、イライラ感、生理不順、不安感から抑うつ状態になることも。
予防法としては、サプリメントの摂取と、手軽にできるマッサージをすることです。

便秘の主なサプリメント

セレン DHA(ドコサヘキサエン酸)
ビタミンA ビタミンB2
ルテイン ビルベリー(アントシアニン)