気になるサプリメント成分情報・・・黒山蟻(マーイー)
含まれる主な成分
たんばく質、脂質、糖質、ナトリウム、食物繊維、鉄、アルギニン、亜鉛、アスパラギン酸、ナイアシン、コリンなど
以下のことがきになるかたの健康管理に
肉体疲労、リウマチ、関節炎、更年期障害、精力増強など
古来中国から伝わる有効成分豊富な食用蟻
数万種あると言われる蟻の種類の中で、食用にできるのはわずか10種類ほど。その1つとして、中国の長白山に生息する黒山蟻があります。マーイーとも呼ばれる黒山蟻は長白山の長く厳しい冬を生き抜き、他の蟻に比べて生命力が強く、自己体重の400倍の挙上力、1700倍の牽引力を持つといわれています。このパワーから中国では紀元前の周王朝の時代から、不老長寿に効果があるとされ、現在でも広西省の一部の地域では来賓用の食材として扱われています。黒山蟻には生命活動を維持するのに必須であるアミノ酸のうち、18種類の他に、各種ミネラルも豊富に含まれています。とりわけ、アミノ酸では精子の数を増やしたり傷の治癒を促進するアルギニンの含有量が多いことが、またミネラルでは脳の働きを活性化しリウマチにも良いといわれる亜鉛が豊害に含まれていることが注目されています。このほか、性的能力を高め老化防止にも役立つマンガン、ガン予防に良いとされているセレンも、黒山蟻には豊富に含まれています。
自然治癒力を高める健康食品
1965年に日本に上陸してからlま、黒山蟻(マーイー)茸の効能について多くの研究が発表されました。しかし、アメリカの医薬研究機関や日本のガン治療研究所の科学者により、黒山蟻(マーイー)茸が免疫治療に大変効果があると確認されたのは1980年代になってからです。現在でも、さまざまな学会や医療機関において制癌作用・抗腫瘍作用・難治性疾患への効果など、黒山蟻(マーイー)茸の研究・開発が続けられているようです。近年ではバイオテクノロジー技術を駆使した黒山蟻(マーイー)茸の栽培が行われるようになり、広くその名を轟かせることになったのです。
柄が太く、強い香りと甘みがある黒山蟻(マーイー)茸は、歯触りの良さも大きな特徴で、ビタミン、ミネラル、核酸、アミノ酸、酵素、多糖体などが大量に含まれています。さらに、タンパク質、食物繊維、リノール酸なども豊富に含むため、人間の自然治癒力を高める健康食品だと考えられています。黒山蟻(マーイー)茸は、免疫機能を高め、抗腫瘍効果、抗ガン剤による副作用を和らげる作用、ウイルスの侵入を防ぐなどといわれています。この有効成分が凝縮されているのが、菌糸体(キノコになる前の状態)といわれる根の部分です。
また、菌糸の固まりである子実体にもペプチドグルカンやアルファーD−グルカン、β−D−グルカン、核酸(RNA)などが含まれており、高い抗腫瘍作用があることが認められています。