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含まれる主な成分

フラボノイド、ケルセチン、カフェイン酸、フェネチルエステル、クロレダン系ジテルペン、アンテピリンC、酵素、(類パチロン)、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、葉酸など

以下のことがきになるかたの健康管理に

口内炎、膀胱炎、火傷、B・C型肝炎、風邪、ガン、アレルギー、高血圧症、低血圧症、貧血、痴呆、冷え性、糖尿病、肥満など

昔からポピュラーな民間療法

「プロポリス」は、抗菌、消炎、抗ウイルス、抗アレルギー、新陳代謝冗進、抗活性酸素など多岐にわたり良いとされ、副作用も少ないことから医薬品にも似た手応えを感じている人も多いようです。プロポリスは精製されてはいるものの、あくまで自然の産物なので薬ではありません。しかし、古代ローマ時代の兵士がキス薬や神経痛薬、皮膚病薬として利用していたという記録もあり、民間療法としても苦からポピュラーなものでした。

強力な抗菌・殺菌力フラボノイド

 プロポリスは蜂の巣の壁にまんべんなく塗りこまれている蜂脂(ヤニ)のことで、ミツパチが集めた樹液や花粉などのエキスと、自らの分泌物と混ぜ合わせて作られます。ハチミツが巣の中で腐らないのは、この蜂脂に強力な抗菌・殺菌力があるからなのです。この抗菌・殺菌力は、プロポリスの主成分である「フラボノイド」によるものですが、フラボノイドとは植物やその他の生物に含まれる色素の一種で、現在4000種類以上も発見されています。その中でも、非常に高い抗菌・殺菌力のあるフラボノイドが約20種類以上も含まれているのがプロポリスなのです。

三種類の抗ガン物質

 フラボノイド以外の成分としては、1991年に国立衛生予防研究所(当時)の松野哲也博士が、日本癌学会総会の中で「ケルセチン」「カフェイン酸フエネチルエステル」「クロレタン系ジテルペン」といった3種類の抗ガン物質を発表したことは有名です。
その作用を具体的に見てみると、ケルセチンはフラボノイドの一種で遺伝子が複製する前の段階でガン細胞を止める効果があり、プロポリスの成分と複合することにより抗酸化活性を促進します。カフェイン酸フエネチルエステルは、正常細胞に害をあたえずガン化された細胞にだけ強い損傷をあたえるフラボノイドの中の揮発性成分で、クロレタン系ジテルペンはガン細胞に対して選択毒性を示し正常細胞は活性化させます。

まだ計り知れない有効成分

 ただし、プロポリスの研究者によれば現在分かっている成分は氷山の一角にすぎず、この他にも膨大な有効成分があると予想はできるものの、全容解明は不可能だともいわれています。

抽出方法による特徴の違い

 以上のことから、プロポリスは「天然の抗生物質」とも呼ばれていますが、その成分は同じプロポリスが原料であっても、抽出方法によって大幅な違いがあります。代表的な抽出方法としては「アルコール抽出」「水抽出」「超臨界抽出」の3つがありますが、それぞれ特徴があるので商品を購入する際には考慮したいところです。

プロポリスの代表的抽出法法

 ●アルコール抽出の特徴
  フラボノイドを多く含み、ジテルペンの脂溶性成分もある程度含有した標準品です。
  この抽出法は無添加で効率よい抽出ができる上、長期保存に向いていますが、飲みに
  くいという欠点もあります。
●水抽出の特徴
  アルコール抽出の欠点である飲みにくさを払拭した方法ですが、フラボノイドの含有
  量は減り、ジテルペンもほとんど含まれていません。しかし、ガンに有効といわれる、
  水に溶けるタンパク質や多糖類などの成分は多く抽出できます。
●超臨界抽出の特徴
  二酸化炭素を使い無酸素状態で抽出する方法で、アルコール抽出に比べるとフラボノ
 イドの量は少ないものの、ジテルペンは豊富に含まれています。またプロポリス独特
 の芳香に富み、独自のクリーム色を保てます。
プロポリス品質レベルの見分け方すべてのプロポリスの品質が最高というわけではありません。以下のポイントでいいプロポリスをえらびましょう。

色・・・・・・うすいより濃い色
味・・・・・・口の中にいれて苦すぎない
香り・・・・・アルコールの臭いがきつくない

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