気になるサプリメント成分情報・・・冬虫夏草
含まれる主な成分
冬虫夏草酸(cordycepicacid)
以下のことがきになるかたの健康管理に
性機能低下、心臓病、不整脈、高血圧症、肺病、B型肝炎、肝硬変、悪性腫瘍、アトピー性皮膚炎、気管支炎(喘息)、糖尿病、リウマチ、血小板減少、白血病、鼻炎など
幼虫に寄生する希有なキノコ・・冬虫夏草
冬虫夏草は、蛾科の昆虫に寄生したキノコの総称で、冬の間に土中で幼虫に寄生。幼虫の栄養分を吸い取って成長を続け、夏になると棒状のキノコとして地上に生え出てくることから、こんな名前がつけられました。非常に稀な自然現象ですが、冬虫夏草そのものは全世界で300〜350種類ほど存在します。最も効果があるといわれているのが、コウモリガの幼虫に寄生するコルデイセブス・シナンシス。チベットの標高3000m以上の高山にしか生育できず、収穫期は積雪が残る5〜7月。地上に出ているわずか3センチほどのものを見つけ採取します。熟練者でも1日に10グラム程度が限度といいます。このため現在でもコルデセブス・シナンシスは「幻の聖華」と呼ばれており、中国では海外輸出を厳しく制限しています。
冬虫夏草の成分については未解明の部分が多いとはいえ、その効果効能には目を見張るものがあります。中国医学書「中薬現代研究と臨床応用」で発表された臨床実験結を見ると、悪性腫瘍では2カ月間の投与で93%に細胞の免疫機能が強化されたというデータがあります。もちろんこの他の病気にも高い効果を発揮していますが、冬虫夏草には細胞のエネルギー源として知られるATP分子を肝臓において30%程度増やすことが確認されており、多くの病気に対する有効性との関係が着目されます。