サプリメント大百科・・・アラビノキシラン誘導体

アラビノキシラン誘導体

免疫活性と自然治癒力

期待される効能効果

免疫賦活作用、抗ガン作用、抗ウイルス作用

作用

米糖アラビノキシラン誘導体は米糖に由来する食物繊維ヘミセルロースβをシイタケ菌の酵素を分解することにより、はじめてサプリメントとして効果を発揮します。
また、ナチュラルキラー(NK)細胞の活性を亢進し、インターフェロンやTNFα(腫瘍壊死因子α)の産生を増加させることによって免疫力を高め、免疫賦活作用、抗ガン作用、抗ウイルス作用などがあります。

栄養学的根拠

免疫機能とは、
  第1段階‥体内に入ってきたウイルスや細菌など異物の存在を最初にマクロファージが認識し、異物を確認したマクロファージは、すばやく異物を取り込みます。
  第2段階‥異物を取り込んだマクロファージは、細胞内の酵素で異物を分解しながら異物を確認します。マクロファージは異物の特徴を確認して、その異物の情報をヘルパーT細胞へと伝えます。マクロファージが提示した異物の情報である抗原をヘルパーT細胞が確認して、はじめてウイルスが体の中に侵入したことを認識します。
  第3投階‥ヘルパーT細胞はインターロイキンUという物質を分泌して、キラーT細胞を活性化します。
  第4段階‥活性化されたキラーT細胞は、リンフォカインという物質を吐き出し、進入してきた異物を攻撃します。
  第5段階‥B細胞も活性化され、抗体である免疫グロブリンを放出し、異物を接着凝集させる免疫反応を行います。
マウスにアラビノキシラン誘導体を投与することによりナチュラルキラー細胞活性が上がり、インターフェロンおよびTNFαの産生が促進します。
がん患者に投与した場合でも、ナチュラルキラー細胞活性が上がり、インターフェロンおよびTNFαの産生促進が確認されました。

摂取の目安

500〜1000mg/日

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