サプリメント大百科・・・バナバ
バナバ
血糖値の上昇を抑える
期待される効能効果
血糖値の低下、糖尿病の予防および改善、肥満予防
作用
バナバとは、ミソハギ科の植物で、別名をオオバナサルスベリといいます。
有効成分として、コロソリン酸というトリテルペノイドが使われます。
膵臓から分泌されるインスリンは、消化吸収されたブドウ糖を、血液中から細胞に取り込むよう、グルコーストランスポーターに命令します。
バナバに含まれるコロソリン酸は、細胞内へブドウ糖を取り込むグルコーストランスポーターの働きを促進させます。同時に、グルコーストランスポーターの数を増やして、その働きを高めます。その結果、血液中のブドウ糖を細胞内へ運び込み、血糖値の上昇を抑えて、糖尿病を改善します。
栄養学的根拠
グルコーストランスポーターが多い細胞にコロソリンサンを添加した結果、グルコーストランスポーターの数が上がり、ブドウ糖輸送活性が高まりました。
糖尿病の患者さんに、
@0〜4週間バナバエキス投与、4〜8週間偽薬、
A0〜4週間偽薬、4〜8週間バナバエキス投与。
以上、2つのグループに分けバナバエキスと偽薬を投与した結果、
@、Aのグループとも、バナバエキスを投与したときだけ血糖値が下がりました。
摂取の目安
60〜120mg/日