サプリメント大百科・・・ラクトフェリン
ラクトフェリン
大人になっても初乳効果
期待される効能効果
抗菌・抗ウイルス作用、腸内環境の改善、活性酸素の除去、ウイルス性肝炎、ピロリ菌除去
作用
昔から「生まれたばかりの赤ちゃんは母乳で育てましょう」といわれます。
出産後数日間に出る初乳の中には、病気に対する抵抗力が弱い赤ちゃんが健康に育つための重要な栄養素が、豊富に含まれています。その中のひとつが、哺乳動物のミルクに含まれているタンパク質の一種ラクトフェリンです。
出産後3日ほどの初乳に圧倒的に多く含まれ、初乳1リットルに5〜8gのラクトフェリンが含まれています。
栄養学的根拠
ラクトフェリンは、ウイルスと接着することで、ウイルスの細胞感染を防いでいます。
インターフェロンで効果が得られなかったケースでも、ラクトフェリンによってウイルス量が低下した例も、報告されています。ラクトフェリンには、ピロリ菌と接着し、ピロリ菌が胃の粘膜に付着するのを抑え、そのまま腸を通過させて体外に排出する働きがあるので、胃・十二指腸潰瘍の原因となるピロリ菌除去を助ける働きもあります。
摂取の目安
100〜300mg/日