サプリメント大百科・・・リン脂質結合大豆ペプチド

リン脂質結合大豆ペプチド

コレステロールの吸収を抑える

期待される効能効果

コレステローールの上昇抑制、コレステロールの低下作用

作用

リン脂質結合大豆ペプチド(CSPHP)は、大豆から作った成分です。
食事や胆汁液中に含まれるコレステロールが体内へ吸収されにくくする働きを持っています。
食事で摂ったコレステロールや中性脂肪は、腸から吸収されるときに胆汁の作用を受けて、消化吸収されやすいミセルという状態になります。リン脂質結合大豆ペプチドは、このミセル化を阻害し、食事に含まれるコレステロール、胆汁中に含まれるコレステロールや胆汁酸の吸収を抑え、便中に排出する働きがあります。。

栄養学的根拠

コレステロールが220mg/dl以上のコレステロールの高い人21人を3つのグループに分け、ペプチドを1日それぞれ0g、3g、6gを3か月投与した結果、3gあるいは6g投与したグループは、0gのグループと比べてコレステロールが下がりました。3gのグループは平均15%、6gのグループは平均27.4%の減少を見せました。
これは、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールの減少であり、善玉コレステロールであるHDLコレステロール値は、逆に上昇しました。

摂取の目安

3〜6g/日

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