サプリメント大百科・・・ルテイン

ルテイン

飲むサングラス

期待される効能効果

網膜・黄斑変性症の予防、白内障の予防

作用

目の一番奥にある網膜には、光や色を感知する視神経がたくさん集まっており、到達した光や色の刺激を神経信号に変える働きをしています。
中でも、物を見ることで最も重要な役割機能を持っているのが、黄斑です。
老化や紫外線などの影響で黄斑が障害を受けると、黄斑変性症になります。黄斑変性症の初期症状は物がゆがんで見えますが、さらに障害が進むと、視力低下が起こってきます。
ルテインは、体内では主に網膜と黄斑に存在し、紫外線を吸収しながら、活性酸素の害から眼を守る働きを持っています。

栄養学的根拠

ルテインは、その抗酸化作用によって、活性酸素による網膜の変性を抑制します。また、体内で作ることができないため、食物から摂取する必要があります。眼科専門病院において、3567人の高齢者を対象に行われた研究では、ルテインなどのカロチノイドを摂取すると白内障を予防できるうえ、黄斑変性症のリスクも減少することが確認されています。

摂取の目安

5〜10mg/日

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