検査数値をどう見るか・・・血小板数は？

血小板数　　出血を止める能力をチェック
基準値　　20万〜40万個／mm
この検査で何がわかるか？
　血小板は出血を止めるという重要な働きをする血球です。この血小板の数が少なすぎても多すぎても、出血しやすくなります。血小板数は、血液1mmにどれだけの血小板が含まれているかで数えます。
異常値が出たときに疑われるおもな病気や状態
●減りすぎている場合
・血小板減少性紫斑病
・再生不良性貧血
・悪性貧血
・白血病
・肝硬変
・抗生物質などの薬物の影響
●増えすぎている場合
・慢性白血病
・多血症

ワンポイントアドバイス

血小板は検査した病院や施設によって数値が異なりやすい検査です。また、春には低く秋には高く出るといった季節的な変化もあるので、あまり神経質にならないように。

リンク