検査数値をどう見るか・・・総ビリルビン(T−Bil)は?

総ビリルビン(T−Bil)  黄痘の有無・種類を判別するきめ手
基準値  総ビリルビン  0.2〜1.0mg/dl
この検査で何がわかるか?
 ビリルビンは赤血球中のヘモグロビンが分解してできる黄色い色素で、肝臓でつくられ胆汁に多く含まれています。肝臓や胆管などに障害が生じるとビリルビンは胆汁の中に流れ出ず、血液に入って黄痘が起こります。
 ビリルビンにはヘモグロビンが分解してできた間接ビリルピンと、それが肝臓で水溶性に変化した直接ビリルビンの2種類があります。この2つを合わせたものが総ビリルビンで、これらのビリルビン量の違いから病気の診断を行う場合もあります。
異常値が出たときに疑われるおもな病気や状態
・黄疸
・肝臓病
・胆石

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