検査数値をどう見るか・・・中性脂肪(トリグリセリド)
検査数値をどう見るか・・・中性脂肪(トリグリセリド)は?
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中性脂肪(トリグリセリド) 増えすぎると肥満や脂肪肝の原因に
基準値 150mg/dl未満
この検査で何がわかるか?
中性脂肪はからだにとって効率的なエネルギー源で余分なエネルギーはほとんどが中性脂肪のかたちで体内に蓄えられます。この脂肪はエネルギー不足のときに利用されますが」蓄えが多くなりすぎると肥満や脂肪肝の原因になります。皮下脂肪の主成分がこの中性脂肪です。
さらに、肥満した人は脂肪組織から中性脂肪が放出されて、血液中の中性脂肪が増加し、これが血管の壁にこびりつくと、動脈硬化などの原因になります。
食べすぎやアルコールの飲みすぎによって高い数値となります。また、中性脂肪が増えると善玉(HDL)コレステロールが減ってきます。
異常値がでたときに疑われるおもな病気や状態
●値が高い場合
・肥満症
・脂肪肝
・動脈硬化症
・糖尿病
●値が低い場合 40mg/dl未満を異常と考える場合もあります。
・甲状腺機能亢進症。
ワンポイントアドバイス
中性脂肪の値は、食事をすると大きく上昇するので、検査は朝食を抜いて行うか、空腹時に行うのが原則です。