サプリメントと病気

動脈硬化とサプリメント・・・・サプリメントと病気

心筋梗塞を防ぐためには、心臓の冠動脈に動脈硬化が起きないようにすることです。女性の方が男性より5〜10mg善玉コレステロールが多いことが、女性に動脈硬化が少ない一因です。  動脈硬化とは、動脈の血管壁が硬くもろくなった状態のことです。生活習慣病の原因となるのは、比較的太い動脈に生じる粥(じゃく)状効果です。これは、動脈の内側に脂肪やコレステロールが、どろどろとお粥のように溜まってしまう症状です。こうなると、血流が阻害されてしまいます。
 硬く狭くなった血管に血栓が詰まると、心筋梗塞や脳梗塞といった致命的な病気が頻発します。心臓の動脈(冠状動脈)の狭くなったところがさらに縮むと狭心症、脳の細かい血管が高血圧によって破れると脳出血が起きます。
 家族性高脂質、高血圧、肥満、糖尿病など、様々な要因が動脈硬化をもたらします。血管は、全身くまなく酸素や栄養を送り届ける大切な器官です。瑞々しい弾力をいつまでも保ち、健康を維持していくことが肝心です。
パントテン酸を含むサプリメントが予防効果としてはあります。また、中国では田七人参が使われています。

サプリメントアドバイス・・・田七人参

金不換=金には換えられない・‥田七人参
古来からこのような賛辞を受け続けてきた植物です。この賛辞は古代中国の名医=李時診が著した漢方史の名著『本章綱目』に登場するものですが、田七人参は事実、健康増進に非常に役立つものとして最近まで一部特権階級しか口にすることができませんでした。中国ではこれほど珍重されてきたにもかかわらず、日本では高麗人参ほど知名度が高くありません。その理由は高麗人参よりはるかに栽培が難しいためです。栽培に適しているのは標高1500〜2000メートルの傾斜地で、直射日光を嫌うため覆いをかけなければなりません。 
開花後は、薬用としての根茎部へ栄養が十分行き渡るように花部を切り取るなど、非常に手間がかかるものです。こうして3〜7年の歳月をかけて、田七人参は栽培されます。しかも土中の養分を長期にわたって吸い上げてしまうため、収穫後の土地は10年以上も雑草すら生えないといわれています。これだけ強烈な生育をする田七人参には、実は高麗人参の10倍ともいわれる人参サボニンが含まれています。また、インターフェロンを誘発する有機ゲルマニウムを朝鮮人参の1.5倍ほども含んでいます。このため前掲以外にも免疫力向上、疲労回復、細胞の活性化、血流改善、肝機能改善、血栓予防、胃潰瘍や糖尿病の予防に良いなど、幅広い食効が認められています。