喫煙とサプリメント・・・・サプリメントと病気
喫煙とサプリメント・・・・サプリメントと病気
ヘビースモーカーの人は、体内のビタミン類などが減少し、ガンにもかかりやすくなります。喫煙による細胞・遺伝子の損傷で恐ろしい病気に襲われてしまいます。 こんなジョークがあります。ヘビースモーカーの男に、「どうして、そんなに煙草を吸うの?」と訊いてみたら、その男、「いや、体に及ぼす煙草の害のことを思うと、怖くて怖くて、気分転換に一服せずにはいられない。」とても笑えないジョークです。煙草を吸う人も、発がん作用など、煙草の害については、耳にタコができるほど知っているのでしょう。
喫煙は百害あって一利なし、生活習慣病の元凶です。喫っている煙草が短くなっていくのは、ある意味で寿命が燃え尽きていくシグナルでもあるのです。
煙草を吸う人は、体内のビタミンCが早く失われてしまいます。1日平均20本吸う人は、体内に蓄えられているビタミンCが500ミリグラム減るという研究があるほどです。喫煙者は非喫煙者に比べて、より多くのビタミンCを補給しなくてはいけません。肺がん予防のためには、ビタミンAも摂取する必要があります。でも、何よりも煙草を止められたら・・・いいですよね。
サプリメントアドバイス・・・ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンの合成に関わりお肌や粘膜などの健康維持を助けたり、抗酸化作用で日々のプレッシャーからカラダを守ったりする"ビタミンの王様"です。実は、多くの動物はカラダの中でビタミンCをつくり出すことができるのですが、私たち人間はつくり出すことができません。そこで、ビタミンCは、食事から毎日こまめに摂らなければならないのです。
しかし、ビタミンCは水に溶けやすい水溶性で、熱に弱い性質も持っているため、たくさん摂っているようでいても、なかなか上手に摂ることが難しい栄養素のひとつといえます。そこで、「ローズヒップ」がビタミンCの効率的な摂取に役立ちます。ローズヒップはバラ科の植物の実で、それ自体が天然のビタミンC源になりますが、さらにビタミンCの吸収を助ける酵素やバイオフラボノイド類も豊富に含まれています。ドイツなどの北ヨーロッパでは、ローズヒップを砕いたものがハーブティーとして伝統的に愛飲され、冬の間のビタミンC不足から起きる病気を防ぐといわれています。
ビタミンCはカラダに蓄えておくことが難しく、2〜3時間で体外に排泄されてしまいますので、毎回の食事からこまめに補うとともに、不足しがちな場合は、上手にサプリメントなどを利用すると良いでしょう。
サプリメントアドバイス・・・ベータカロチン
ベータカロチンとは、カボチャやニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるカロチノイド系色素の一つです。カロチンは体内でビタミンAにかわり、のどや消化管の粘膜、皮膚を健康に保つ働きをしてくれています。 ベータカロチンは視覚機能を高めるのはもちろんのこと、細胞の活性化にとっても重要です。通常の生活で野菜不足の方にはもってこいのサプリメントです。